INDONESIA MISSION 2016 WAHANA 2

DIARY

昨晩は暗くて周りが見えなかったので、朝、皆さんは早くに起きられて散歩をされていたそうです。

pict-ゲストハウス前

私は、前回のBlogで言っていました通り、ミッションの2、3日前から風邪をひいてしまい、生まれて初めての風邪で声が出ない!というのを経験したのでした。と、いう理由から散歩には参加しませんでした。残念でした。

pict-ワハナ前 智美

朝食のあと、農園内を視察させて頂きました。

 

まずは、ゲストハウスから歩いて行ける距離に、コーヒーノキの苗床を見せて頂きました。pict-コーヒーベイビー

この場所で品種ごとに分けられ、パーチメント(種)を植えていきます。
砂地に、パーチメントの割れ目を下に、その上に薄く砂をかけていきます。

発芽して少したつと、1株ごとに分けられ、陽射しが当たり過ぎないところに移動。pict-苗達です

少し大きくなると、また、違う場所に移動。

pict-苗床2
を繰り返し、品種分けされた苗は1年近くかけて育てられます。

pict-苗床1
その後に、大きく区分けされた場所に移動します。

今、ようやく開墾から7年目くらいで収穫までのサイクルが出来てきているそうです。

ゲストハウスに戻り、実際に収穫できる農園の区画を見せて頂きました。
農園内はものすごく広く、バスでの移動です。
2014年にブラジルへ行った時のような広大さです。インドネシアの農園とは思えない光景で、やはりブラジルの農園を思い出しました。

まずは、ロングベリーの区画です。

pict-ロングベリー内 ヒロタケpict-longberrypict-ロングベリー バケツpict-ロングベリー1pict-ロングベリー3

赤い実がついていましたので、一粒拝借。
なんと、実自体が、昨日カッピングしたときの味だったのです‼︎本当に甘く、ミルクやバターのようなクリーミーさで、実の時点で本当に感じられるのです。
まさに、果実‼︎これぞコーヒーチェリーでした!

興奮冷めやらず、次はラスーナの区画です。

pict-Rasuna. 実pict-Rasuna娘女の方がバケツに実を収穫されていました。
ちゃっかり記念撮影とまた、実を拝借。

ラスーナ、実からメロンのようなあま〜い果汁が口の中に広がりました。実を、身を持って体験出来たことは、やっぱり現地へ行かないと出来ないことで、何とも幸せを感じる瞬間でした。

皆さんの笑顔もやっぱり素敵でした。

pict-農園の方々と

またまた、名残惜しく足早にラスーナを後にしました。

農園はもちろん今回のインドネシアミッションの楽しみの一つ‼︎
こちらの、ご対面です‼︎pict-ルアックちゃん

当店、昨年と5年前にほんの少量だけ入荷致しましたコピ ルアック、こちら、ワハナ農園からのもので、待ちに待ったご対面となりました。
当店では大変ご好評を頂いておりましたので、皆様に私達が撮った画像を見て頂けて、本当に感動です‼︎pict-ルアック パパイアpict-ルアックとヒロタケpict-ルアック赤ちゃん

きゃわい〜〜のです。上の写真は木箱に数匹の子供のルアックなのです!どの子も美味しそうなフルーツをムシャムシャ食べておりました。
ますます、コピ ルアック人気が上がるかもしれないですね⁈

こちらも足早に、名残惜しかったです。
けれども大勢の観客にビックリしすぎると、体調を壊されては困りますので、ほどほどの訪問が良かったのかもですね?

と、ザーッと農園を駆け回りました。
陽射しが暑く、昨晩との温度差が大きいのをまたまた、実感するのでした。

農園の近くには、農園で働いておられる方々のお家と、ブラジルでも目にした託児所があります。働くかたのサポートも万全!私が勝手に思うところ、女性の農園主の方の配慮だと感じます。しっかりと底から支えてこそ、コーヒーノキの先になる実に至るのだと思いました。pict-農園 託児所
感動。

その後は、実の収穫後の作業をするための精製場の見学です。
ここからが、今までのマンデリンと違う
ワハナ農園のコーヒーの新しい部分です。

収穫された実は、選別機にかけられ、赤く熟した実と未完熟の実に分類されます(ブラジルでアルトアレグレの農園を訪れた時にも目にした機械と同じ作りです!)。pict-選別機pict-Wahana機械娘pict-Wahana 機械全体pict-Wahana機械全体図pict-Wahana 機械
分類された実は、乾燥場へ。

pict-ナチュラル乾燥場これが、あまりの広さに驚きです‼︎pict-ナチュラル乾燥pict-乾燥場案内
インドネシアでは、収穫期と雨季が重なることから、小さな農家では、日本の梅雨のようなもので、実=洗濯物とすると、乾かしたいのに乾かない。雨が降れば急いで取り込む。それの繰り返しとなります。
それを画期的に解決したのが、この乾燥場です。広い農園内で収穫された実は、選別後、この乾燥場で、乾燥されます。
ブラジルよりも広大です。ブラジルは、屋根がなくてもある程度自然の気候で乾燥が可能ですが、インドネシアならではの、ワハナ農園でこその広さになります。
単純に考えれば当たり前のことかも知れないですが、その場に立つと、ここまでの施設、設備は新しいものを作り出すという事の大変さを感じずにはいられません。

pict-乾燥機 桁違いpict-乾燥機乾燥機も大量です。必要だからこそ、品質を確保しなければいけないからこその台数です。

圧倒されます。
農園で働かれている方々はインドネシアの方々で、皆さん黙々と真面目に作業をされるそうです。施設内、広いのですが、やはりどこを見ても綺麗でした。
機械が素晴らしいだけではなく、働かれている方々も全てきちっとされているからこそ、素晴らしいお豆、お味に現れてくるのだと、つくづく感じました。嬉しくてなりません。

 

昼食後、メダンへ戻ります。

pict-ワハナお別れ

昨日同様、約5〜6時間のバス移動です。
昨日は、暗くて見えなかったのですが、改めて峠を越えて行くと、凄いところに来ていたんだなぁと驚くばかりです。

途中、日本でいう道の駅のようなところで休憩。

pict-道の駅に

本日、宿泊のJWマリオットへ到着。
5年前は、初日の夕食を食べた場所で、今回は食事と宿泊の両方でした。

pict-ホテル食事1 pict-ホテルの食事

pict-ホテル食事3pict-ホテル食事4

夕食には、サリマクムール社の社長様ご夫妻も来て下さいました。

その後に、今回のインドネシアミッションではお会い出来ないであろうと思っていた、5年前にお世話になりました、現在レギュラーで取り扱いさせて頂いてます、インドネシア マンデリン ブルーリントンを輸出して下さっている、エカ・ヌサ・ジャヤのアリ社長と息子さんのヤンセンさんが、来て下さいました。pict-ヤンセンさんと2人
何とも、5年振りの再会に、本当に嬉かったです。いつも、安定して美味しいマンデリンをご提供頂いて、あの誠実なマンデリン。まさに、お二人、ブルーリントンに関わる農家の方々、松本社長、三木さんの信頼の繋がりの賜物です。嬉しい再会に、より強く、ずっとブルーリントンを取り扱いさせて頂きたいと思う気持ちで一杯になりました。

楽しい時間はアッと言う間。

解散となりました。

本日は、何とも豪華なお部屋で休ませて頂く事になりました。pict-ホテル部屋1pict-ホテル部屋3

シャワー、浴室もバッチリ。ゆっくり過ごせました。

明日は、もう帰国となります。メダンのコーヒー事情をカフェ視察を通して勉強させて頂きます。

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